2025/03/03
≪食生活習慣と疾病(1)≫
日本は男女ともに、世界的な長寿国として知られています。
それと同時に、平均寿命と健康寿命(寝たきりにならず健康で生活できる期間)との差が、
大きい国である事も忘れてはいけません。
寝たきりにならず健康に天寿を全うするためには、国民一人ひとりが
「生活習慣病」にならない「予防」を心がけた生活を送ることが必要ですね。
ここで質問です!我が国の死亡率第1位は、次のうちどれでしょう。
(1)心疾患 (2)ガン (3)肺炎
お分かりになりましたか…答えは『ガン』です。
2008年の死亡数と死亡総数に占める割合では、
(1)悪性新生物(ガン)(2)心疾患(3)脳血管疾患(4)肺炎という順になっています。
戦前から国民病といわれ、日本人の死因第1位だった「結核」などの感染症による疾病が
上位を占めていた頃とは大きく変化していますが、その要因には何があると思われますか。
アメリカ国立ガン研究所が調査した『ガンと生活習慣の関係の結果』によると、
「食べ物:20~30%」、「喫煙:20%」、「アルコール、食品添加物:15%」、「その他:5%」が、発病に関係しているということでした。
戦後、日本の食は「欧米化」に変化しています。…これは、気になる結果ですね。
~次回につづく~