2018/11/13
コカコーラ1本(500ml)には、1日の砂糖摂取量を軽く超えてしまう砂糖が含まれています。
コーラに限らず、食事やおやつから摂取する糖分を考えずにジュースや清涼飲料水を飲むと、
知らない間に砂糖の過剰摂取になり、肥満や虫歯 のリスクは益々高くなってしまいます。
「砂糖ゼロ」「甘さ控えめ」「ノンカロリー」などの飲料水が多くなっていますが、
その言葉の意味を知り選び方を変えるだけで、歯や身体に与える影響が随分違ってきます。
例えば、
★「 砂糖不使用 」…単純に砂糖を使っていないという意味で、果糖、乳糖を含んでいても表示は可能。
容器や袋に印刷されている栄養成分表示を見ると、
砂糖不使用でも糖類が100gあたり10gなどのように、無糖どころか低糖と言えないような商品もある。
★「 ノンカロリー 」…食品100g(飲料100ml)あたりの熱量が5kcal未満であるということ。
糖類ではなくキシリトールやラクチトールといった難消化性糖質という甘味料を使った食品もある。
砂糖が1gあたり4kcalなのに対し、キシリトールは3kcal、ラクチトールは2kcal。
こうした甘味料を使って500mlのペットボトルで25kcal未満に抑えれば甘くてもノンカロリーと表示できる。
“砂糖を摂らなければ虫歯にならない”ということではありませんが、
表示には“低糖、糖分控えめ”など、『これはよさそうだ!』と誤解を与える表示が多い時代です。
大人が選ぶ基準を身につけて「正しい生活習慣」と共に、お子さんにきちんと伝えてあげましょう。