2024/12/04
≪健康に生きるために(2)≫
私達の身体は、物を食べることで機能しています。
特に、毎日の食事は病気を予防するうえで最も肝心な要素ですが、
『食べる』為に無くてはならない大切な器官が“歯”ということですね。
このコラムでもお伝えしているように、人が歯を失う2大原因は『歯周病と虫歯』。
…さらに、歯周病は単なる口の病気ではないことも、様々な研究によって明らかになっています。
例えば、“糖尿病”の患者さんには歯周病にかかっている方が多く、歯周病が治りにくいという報告もあるようですが、
何らかの自覚症状を感じていても、“これが…歯周病!?”とは思わなかった…と気づかずに過ごされている方も多いのでしょう。
平成16年に行われた「国民健康・栄養調査」の「歯周病に関連した自覚症状を有する人の割合」を
年齢階級別に示した結果によると、
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・歯ぐきが腫れている
・歯を磨いたときに血が出る
・歯ぐきを押すと膿が出る
・歯がグラグラする
・歯ぐきが下がって歯の根が出ている
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など、進行状態の歯周病の自覚症状を示す割合が30代~40代以降に高くなっています。
心当たりの項目は、ありませんか?
~次回につづく~