2020/02/07
≪身体に優しい夜食…(1)≫
受験シーズンも一息ついた頃ですね。
受験を控えたお子さんは、運動不足やストレス、就寝時間も遅く生活リズムも乱れがちです。
ご家庭でも、お母さんは「消化の良い夜食を・・・」と、
気を配っていらっしゃると思いますが、夕食から就寝までの間に食べる「夜食」は、
虫歯の原因や体調管理の点からも注意が必要です。
身体にも歯にも負担になりにくい「夜食」について、お伝えしましょう。
(1)遅い時間の食事は、運動量も少なくエネルギーが消費されにくいので消化不良や肥満の原因。
⇒噛まずに済む、麺類やスナック菓子、ケーキなどは習慣になりやすい!
(2)未消化物で胃がもたれ朝食を摂れず、午前中のエネルギーが不足し集中力に欠ける。
⇒噛まないものは消化が進まず、睡眠中も胃腸は働き続けるため身体への負担が大きい。
身体の消化吸収のリズムを考えると、「夜食は軽め」で済むように
「夕食」を良く噛んで、午後7時くらいまでに済ませたいですね。
「筑前煮」は、れんこん、ごぼう、にんじんなど食物繊維を多く含み、
腸の健康に役立つほか、冬野菜には身体を暖める効果も期待できます。
根菜類など“歯ごたえ・噛み応え”のあるものを口にする事は、
脳の活性化にもつながるので、しっかり噛んで食べましょう。