2022/11/10
≪イオン飲料の誤解(4)!?≫
少し前に、『赤ちゃん用の水分補給飲料にカビが混入。23万本を自主回収!』
というニュースが報道され、驚いたお母さんも多いでしょうね。
現在のところ「健康被害の報告はない」ようですが、
お手元に購入されているものがある場合は、十分に注意が必要ですね。
前回まで「イオン飲料」の役割や効果、身体への影響などをお伝えしてきましたが、
今回は具体的な対策をご紹介します。
★乳幼児に対して
* イオン飲料を水の代わりに使用せず、のどが渇いたときは普通の水を飲ませるようにする。
* 過激な運動や極端に汗をかいたとき以外は、普通の水を与える。
* 下痢や嘔吐でイオン飲料を飲ませたときは、症状が軽快したら中止する。
* 入浴後は水を飲ませる。
* 寝る前や寝ながらイオン飲料を与えず、夜中にのどが渇いたときには水にする。
* 寝る前に歯を磨く。やむを得ず、寝る前や寝ながら与えるときは水を飲ませる。
あるいは、与えた後に綿棒や指先にガーゼを巻き口腔内を清拭する。
★学童に対して
* 運動で汗をかくときは「イオン飲料を薄めて飲み」、運動が終わったら普通の水を飲む。
* ペットボトルを持ち歩きいつも飲む習慣や、食事をしながらイオン飲料を飲む習慣を付けない。
* のどが渇いたときは水を飲む。
(資料:日本小児歯科学会)
『節電』が必須の今年のためにも、上手な水分補給で乗り越えたいですね。